過去に貰ったり購入したりしたものの、使う機会が少ない・デザインが飽きてしまったなどで売却したいと思うダイヤモンドや宝石類はありませんか?
ある!…けど売却の仕方が分からない。そんな方向けに、今回はダイヤモンド・宝石の売却ポイントや高価買取が期待できるサイト・買取業者を紹介します。
ダイヤモンド・宝石の売却方法は?
個人での売却を検討する場合、メルカリやヤフオクなどのフリマアプリの活用がまず挙がりますが、ダイヤモンド・宝石類といった貴金属の場合はおすすめしません。
貴金属の中古相場は非常に難しく、希少性や状態、付属品の揃い具合など相応の知識が無いと、値付けや商品説明が困難です。生半可な知識では、買い叩きやクレームなどの対応に苦戦したり、安価で手放して大損をしてしまうことになりかねません。
そのため、特に初心者は買取業者に売却することをおすすめします。
一方、買取業者も注意点があります。それは、多くの買取業者に査定・見積を依頼することです。更に、可能なら専門店に依頼することが望ましいでしょう。
買取業者にも各社特徴があります。得意な宝石やジュエリー、自社修理を有しているか、ビジネスモデルなどで買取価格にばらつきが出ます。また、鑑定書・鑑別書の有無や傷・汚れの有無などで買取対象も異なってきます。
可能な限り、複数社を査定・見積をして、比較した上で売却しましょう。
ダイヤモンド自体の評価ポイント
まず、ダイヤモンドや宝石類は査定や鑑定の際にどのような点を評価しているか、ダイヤモンドを例に紹介します。ダイヤモンド以外の宝石類も類似点が多いので、参考にしてみてください。
初心者には見極めの難しいものが多いですが、ある程度認識しておくと、買取業者の選定や買取査定の判断に活かせますので確認しておきましょう。
4C(ダイヤモンドの美しさ)
カラット、カラー、クラリティ、カットからなるダイヤモンドの美しさを評価する4Cという目安があります。
カラット数(重さ)が大きく、色合いはより無色透明が良く、クラリティ(内包物)がほとんど見つからず、カットは精巧な方が良い、そんなダイヤモンドが高い評価を受けます。
4Cの各々について簡単ですが、もう少し紹介します。
カラット(carat)
カラットは重さのことで、1ct=0.2g程です。
買取業者によっては、1ct、5ct、10ct以上など買取対象に最低基準を設けている場合があるので注意が必要です。逆に、鑑定書が付かないほどの小さなサイズも、品質が良ければ高く売却できる可能性もあります。
事前相談や査定ができる買取業者を検討するようにしましょう。
カラー(color)
ダイヤモンドは無色透明に寄れば寄るほど高額評価になります。
無色とは逆に、手入れ不足や劣化などが進めば、ダイヤモンドは黄色になり価値は下がります。一方、黄色の天然ダイヤモンドは「イエローダイヤ」と呼ばれ、無色透明より希少なものもあります。
鑑定書などが無い場合、天然かどうかは初心者に見極めが困難なため、事前に査定をするようにしましょう。
クラリティ(clarity)
クラリティは透明度のことで、ダイヤモンドの中に傷や内包物がどの程度あるかを示すものです。
評価基準は顕微鏡を使用した精度内容なので初心者にはわかりにくいですが、肉眼で確認して内包物が発見できないレベルであれば、売却として十分な基準を満たしていると考えられます。
勿論、内包物や傷・汚れがあっても買取対象にしている業者もあるので、買取業者はしっかり選定しましょう。
カット(cut)
カットはダイヤモンドの形状で、真上から光を当てると8つのハートと8本の矢が綺麗に浮かび上がる物が良いとされています。
カットや対称性、研磨の状態で評価基準は分かれますが、初心者には見極めが難しいので、複数社の査定を出すようにしましょう。
天然品・人工品
ダイヤモンド自体が天然品であるか・人工品であるかで評価は大きく変わります。人工のダイヤモンドであれば希少価値はほとんどありません。
希少なカラーダイヤモンドは一般的に市場に出回らないので、人工品である可能性は非常に高いです。もし、売却したいカラーダイヤモンドがあれば留意する必要があります。
加工処理の有無
ダイヤモンドを製品化するまでに、どの程度の加工処理が行われたかで評価が異なります。
原石に近い形、処理をほとんどしないで綺麗な状態のダイヤモンドが高い評価であり、加工処理を加えれば加えるほど評価は落ちます。加工処理も整形から傷を隠す処理まで幅広く、前者は商品化のため比較的評価を維持しますが、後者は希少性を失う虞もあります。
傷や汚れがある品物を売却する場合、加工処理の費用が査定額に乗るため、理解しておきましょう。
ダイヤモンド・宝石の売却ポイント
ダイヤモンドや宝石自体の評価とは別に、個人で買取査定額を高めるコツもあります。売却の準備段階で、注意すべきポイントを紹介します。
汚れをきれいにクリーニングする
上記の評価ポイントにもある通り、傷や汚れはチェックされます。鑑定士や買取業者も鑑定・査定前にクリーニングしますが、汚れだけでもクリーニングすると鑑定士の印象はだいぶ変わります。
洗浄液と歯ブラシで垢や油性汚れを洗いとり、水気をしっかり拭き取りましょう。特にダイヤモンドは油が付きやすい性質があるので、しっかりクリーニングすることをおすすめします。
なお、特に手入れに不慣れな方は、ジュエリーなどで装飾品が多い場合は、汚れを拭き取る程度にしておきましょう。下手に磨いて余計にダメージを与えてしまうと減額査定となってしまいます。
付属品を探し出す
購入時の付属品は揃えて査定に出すのが重要です。買取査定で大きな評価ポイントになるので、可能な限り眠っている付属品を探し出しましょう。
勿論、付属品が無くても買取対象としている業者もありますので、もし付属品が見つからない場合は、買取業者の選定の際は確認が必要です。特に、後述する鑑定書や鑑別書は買取対象の条件にしている場合があるので、注意が必要です。
付属品とは、具体的には以下のようなものです。
鑑定書や鑑別書はダイヤモンドや宝石類の品質に関わる内容を示しているため、査定時の裏付けにもなります。高額売却を期待する場合は、欠かせない付属品になりますので、もう少し紹介します。
ただ、鑑定書や鑑別書が無いので発行してもらうというケースもありますが、あまりおすすめしません。しっかりした機関に依頼する必要があること、有償であることから、買取査定額の評価向上分と釣り合うか難しいため、特に初心者の場合は、素直に鑑定書・鑑別書が無くても買取対象とする買取業者を選定しましょう。
ダイヤモンドの評価「鑑定書」
鑑定書はダイヤモンド自体の品質を評価したもので、4Cの評価内容や評価時点の写真などが記載されています。
全ての宝石類の評価「鑑別書」
鑑別書は、ルビー、サファイア、エメラルド、勿論ダイヤモンドも含め全ての宝石類を評価するもので、宝石の種類や天然品・人工品などが記載されています。
複数社に査定を出す
冒頭にも紹介した通り、宝石類は買取業者によって買取査定額に幅がでます。高価売却を期待するなら、複数の買取業者に査定を依頼するのがおすすめです。
また、買取業者の選定には買取対象として前述した通り、宝石の種類、鑑定書や鑑別書といった付属品の有無、傷や汚れの有無に加え、ジュエリーなどは古いデザインやイニシャルなどの刻印の有無、など売却する品物の状態とマッチしているか確認が必要です。
その上で、売却したい宝石の専門店(例えばダイヤモンドの買取専門店など)を査定に加える方が、査定経験が充実しているので、より正確な査定をしてもらえます。
加えて、鑑定士が在籍している買取業者も査定対象に加える方が望ましいでしょう。
ダイヤモンドや宝石を一括査定できるおすすめのサイト
ダイヤモンドや宝石の売却は複数の買取業者に査定を依頼することを先ほど紹介しました。しかしながら、各社に問い合わせるのは面倒ですし、業者によっては買取査定の手数料や送料などが請求される場合もあります。
今回は、特に売却初心者の方に向けて、複数の査定業者に一括査定できる、査定に要する手数料などが無料、幅広い宝石類を扱っている、などの条件を絞ったおすすめのサイトを紹介します。
宝石査定の窓口
最大8社の査定業者に、無料で一括査定申込できる「宝石査定の窓口」。買取査定額やサービス内容(発送方法や入金方法など)を比較して、買取業者を決めることができます。
ダイヤモンド、パール、ルビー、サファイア、など様々な宝石から地金まで査定対象です。
無料の査定申込も簡単で、写真の添付と選択式の項目をクリックするだけ。カラットや重さなどが分からなくても申込でき、最短30秒で完了します。
その後は最大8社の買取業者から連絡が来るので、査定結果を比較して買取業者を選びます。選んだ買取業者の案内に従い、宝石の発送方法などを対応して売却完了です。
査定内容に納得いかない場合は、サイトの担当者が代行でお断りの連絡をしてくれるサービスもあります。
宅配や持込せずに家に居ながら買取業者を選べるのが特徴的です。詳細を記載しなくても写真の添付で申込できるところも初めての人には嬉しいところ。買取査定額に納得してから売却を考えたい人、高価買取を期待したい人にはおすすめです。
まずはWebサイトから無料の査定申込をしてみましょう。
「いちばん高い」がきっと見つかる。【宝石査定の窓口】ダイヤモンドや宝石を出張買取するおすすめの業者
ダイヤモンドや宝石類は複数社に買取査定を依頼するのがおすすめですが、売却したい品物が複数あって依頼するのが面倒、家に眠っているが売却するか相談して考えたい、なるべく売却の手間を省きたい、そんな人には出張買取もおすすめです。
出張買取のメリットは、持ち運ぶ手間が不要なこと、大量に売却処分できること、梱包作業が要らないこと、悩んでいる物はその場で相談できることなどです。
また、宅配買取の場合、査定・見積が納得できない場合、返送費用は自己負担になることが多いですが、出張買取の場合、キャンセル料を無料としてくれる業者もあり、気軽に相談できる点も大きいでしょう。
今回は、特に売却初心者の方向けに、出張費用や査定・見積・キャンセル料が無料、ダイヤモンド・宝石類を幅広く対象としている、傷物なども相談できる、などの条件を絞り、高価買取してくれる買取業者を紹介します。
クラリティ
ダイヤモンドに特化した専門店「クラリティ」。専門店だからこそ、鑑定書・保証書がなくても、傷や汚れがあっても、イニシャルなどの刻印があっても、古い品物であっても高額査定が期待できます。
そして、何より即日に出張査定、エリアによっては最短30分で出張してくれます。Webでも申込できますが、電話だと22時まで受付してくれるので、フットワークの軽さが非常に魅力的です。
ダイヤモンドを高額売却したい人、売却できるか分からないダイヤモンドをお持ちの人、気分が変わる前に買取処分したい人、売却したいダイヤモンドが複数ある人におすすめです。
出張費・査定料・キャンセル手数料は無料です。その場で現金受取もできるので、その日に全て完結することも可能です。Webからもお電話からも申込できるので、まずは相談してみましょう。
ダイヤモンドの高額買取・最短即日30分で無料出張査定の【クラリティ】バイセル
宝石以外にも幅広い不要品の買取を実施している「バイセル」。その守備範囲の広さから、ダイヤモンドからルビー、エメラルドなどの各種宝石、金やプラチナ、地金まで査定対象になっています。勿論、鑑定書・鑑別書や保証書がなくても売却可能です。
全国無料で出張査定(一部地域は宅配査定)してくれるので、持ち運びの手間はありません。また、買取査定額に納得したら、その場で現金を受け取れます。
売却したいダイヤモンド・宝石類が多い人、宝石の種類やサイズなどを調べるのが面倒な人、売れるか悩むダイヤモンド・宝石類をお持ちの人におすすめです。
査定も査定後のキャンセルも無料です。また、宅配買取や一部地域では持ち込み買取も実施できます。Webだけでなく、電話でも申し込みできますので、まずは相談してみましょう。
満足価格!ダイヤモンドの買取【バイセル】ダイヤモンドや宝石を宅配買取するおすすめの業者
出張買取と同様、複数社に買取査定を依頼するのがおすすめですが、売却したい品物が複数あっていちいち依頼するのが面倒、対人対応が苦手でゆっくり売却判断したい、そんな人には宅配買取もおすすめです。
宅配買取のメリットは、フリマアプリ感覚で発送できること、梱包箱・材などの発送キットを用意しなくても貰えること、対人対応を極力回避できること、人件費分の高価買取が期待できることなどです。
出張買取より買取対象が限られたり、梱包作業の手間はありますが、なるべく自分のペースで売却したいという人には向いています。また、査定や見積を気にしないという人も、即買取をする業者もあるので手間要らずなメリットもあります。
今回は、特に売却初心者の方向けに、査定やキャンセルなどが無料、事前の見積や相場確認ができる、梱包の手間の分高価買取が期待できる、などの条件を絞り、おすすめの買取業者を紹介します。
リファスタ
「1店舗集約/少数精鋭」による技術と能力の高さを武器に、高価買取を目指す「リファスタ」。鑑定書・保証書がなくても、カラーダイヤモンドであっても、イニシャルなどの刻印があっても、古い品物であっても高額査定が期待できます。
宅配する前に事前の各種無料見積をすることができ、宅配買取でハードルのある査定後の返送を極力回避することができます。事前査定は、LINE・メール・電話・チャットなどがあります。
査定料は無料。梱包キットも依頼できますし、好きな発送業者から着払いで発送できます。万が一の配送事故や紛失に備えて、すべての宅配買取に30万円までの配送補償を予め無償で付与されているのもポイントです(有償オプションで最大5,000万円まで選択可能)。
勿論、最終的な査定額を見て売却しない場合の返却(一部返却・すべて返却)の手数料やキャンセル料もかかりません。ただし、宅配した品物全てで査定額が付かない場合での返却は費用がかかるので、事前の査定はしっかりするようにしましょう。
高価買取を期待する人、事前査定や配送補償など宅配リスクを心配する人、初心者でも対人対応を避けたい人にはおすすめです。
事前の無料見積も各種あるので、まずはWebから問い合わせしてみましょう。
ダイヤモンド・ハイジュエリー買取【リファスタ】宝石広場
買取以外に国内外からの仕入れや販売も行い、専任のバイヤーが現地に赴いて直接交渉を行うため最新の買取相場を反映した査定、自社一貫体制による中間コストをカットした高価買取を目指す「宝石広場」。
鑑定書・鑑別書などの付属品がなくても、傷や汚れがあっても、古い品物であっても高額査定が期待できます。
査定料・手数料・キャンセル料など査定にかかる料金は全て無料。宅配キットも依頼できますし、査定額を見て売却しない場合の返却費用もかかりません。
無料の事前査定もありますので宅配買取のハードルも低く、初心者で対人対応を避けたい人にはおすすめです。また、適正な最新価格で売却したい人、売却できるか悩む品物を持っている人にもおすすめです。
事前の無料見積も最短5分の入力でできるので、まずはWebから問い合わせしてみましょう。
ブランド時計・ジュエリーの高額買取なら【宝石広場】まとめ
今回は、ダイヤモンドや宝石類の売買が初心者の方に向けて、売却のポイントや高価買取が期待できるサイト・買取業者を紹介しました。
初心者の方は、フリマアプリ等で個人販売するのではなく、複数の買取業者に査定を出して売却するのがおすすめです。
準備段階としては、宝石類は可能な範囲でキレイにし、付属品は極力探して揃えましょう。また、ダイヤモンド・宝石類の状態を確認し、傷物なのかどうかも確認しましょう。その上で、買取業者を選択します。
初心者の方であれば一括査定サイトがおすすめです。複数の査定業者に依頼ができ、高価買取を期待できる可能性が高い場合が多いです。今回はおすすめのサイトを紹介しました。また、出張買取や宅配買取を選ぶ際のおすすめの業者を各々2社、計4社紹介しました。
ダイヤモンドや宝石類の相場価格は常に変動しています。そのため、売却を考えるそのタイミングで検討してみるのがおすすめです。まずは査定の問い合わせをしてみましょう。
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